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		| ■  | 架空通信 トリビュートTRIBUTE
 
 <杉本晋一・野崎謙・浜本隆司・福田新之助・三村逸子・山本修司・吉田廣喜・吉野晴朗・若林節子>
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		|  | 2011.1.9-1.15  ギャラリー白
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| あの人へのトリビュート「捧げもの」作品展
 「ある人物」に作品を捧げることをテーマにした展覧会です。
 Tributeとは「捧げもの」の意味ですが、作品を現実に捧げるということではなく、「ある人物」に対しての賛辞や感謝の
気持ちを作品に込めて制作しました。
 
 TRIBUTE
 [感謝・賞賛・尊敬などの気持ちを表すしるし。賛辞。捧げもの]
 
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 □ 杉本晋一
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| 捧げる人「拾う神」へ
 この私が
 かつてどこかの誰かに作品を捧げたことなど
 無かった。
 誰かを想って作ったはずが
 想いは届かない事が前提でありました。
 
 落とし物、あるいは忘れ物として残された作品群。
 そんな物を今更ささげるとしたら
 「拾う神」しか居るはずもないのだが
 そうそうそんな神様が居るはずもない。
 
 神様・・・・
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 □ 野崎謙
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| レオナルドへ
 地球上で最も有名な絵は『モナリザ』。人類は婦人の微笑に弱い。カンボジアに『東洋のモナリザ』と呼ばれる絵がある。「絵にも描けない美しさ」という言葉は 画家の辞書にはないと信じる。
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 □ 浜本隆司
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| 岡本太郎へ
 小さい頃、初めて知った日本人のアーティスト。そして二十歳の頃、私に芸術とはどうゆうものであるかを「今日の芸術」という著書と数々の作品で教えてもらった人です。今なお、氏からの影響は大きいと感じています。
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 □ 福田新之助
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| 鳥山 健さんへ
 現代美術の、産婆的存在である鳥山さんに、新たな挑戦を見てもらう緊張感は、半世紀を生きた現在も変わりません。まるで画学生のようです。
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 □ 三村逸子
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| 『夫』 へ
 ゆめ
 が
 芽生えてきて
 だれかに
 与えてもらったり
 でも
 もっと
 近付きたいと
 また困惑する
 いくつになっても
 ゆめみる
 そんな私の傍らに居てくれるひと
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 □ 山本修司
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| ジャスパー・ジョンズ へ
 私の中の無意識的制作部分を幾らか認識させられる。
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 □ 吉田廣喜
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| 「 タネアカシをしなかったW・T氏 」
 芸術という大いなる虚業をタネアカシせず、16年前に六千数百人の人たちの一人とし他界した W・T氏に捧げます。
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 □ 吉野晴朗
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| 福田平八郎(日本画家)へ
 マンガばかり描いていた子供の頃に、
 福田平八郎の凛とした空間を感じさせる絵を眼にして、
 そのシンプルさの内に何か不思議な世界が、
 潜んでいるような思いでひきつけられ、
 今でも心の奥深く映し込まれていて、
 端正な構成美への憧れは脈々と続いています。 吉野晴朗
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 □ 若林節子
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| 縄文ー名もなき人々へー
 土玉を円環に並べる
 見えざるものを囲み
 その内に満つる
 脈々と一万年の時を越え
 現在(いま)現れる
 
 私は日頃この大地に生きてきた人々の痕跡に触れる度、その自然との共生の中に人々の生きる力の強さを強く感じる。人々は膨大な時間をかけ、たくさんの石や土を運ぶ。私はそのようにして生まれた彼らの痕跡に宿る意思に強く心揺さぶられる。
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